当院では、お子さまの歯並びや噛み合わせの問題に応じて、無理のない矯正治療を行っております。見た目が良くなるだけではなく、歯磨きや咀嚼がしやすくなるため、健全な顎の発達を促したりむし歯や歯周病のリスクを抑えたりできます。
また、指しゃぶりや唇を噛むなどの癖を改善することで、歯並びや口周りの筋肉などを整えて、結果的に永久歯がきれいに並ぶように促します。治療中は、歯並び・噛み合わせのチェック、歯磨きの練習や指導、フッ素塗布などを定期的に行いますのでご安心ください。
小児矯正は、3歳頃から受けていただけます。より良い治療結果を得るには、歯と口周りの筋肉のバランスを整えることが重要です。そのためには、当院で行う口腔筋機能療法(MFT)で悪癖や指しゃぶりなどを改善し、舌や唇の位置、発音、呼吸などの正常化を目指す必要があります。3歳前でも、簡単なお口の筋肉を鍛えるトレーニングや食生活の指導なども行えますので、まずはお気軽にご相談ください。
子どものマウスピース型矯正装置の特徴
食事や歯磨きに支障をきたさない
従来の取り外せないタイプの矯正装置を使用した場合、食事の内容やスポーツ、楽器演奏などが制限される可能性があります。一方、マウスピース型矯正装置は取り外し可能なため、普段どおりに生活していただけます。普段と異なる生活を送ることになるのを懸念して、矯正装置を諦めてしまった方も一度ご相談ください。
顎の成長をサポートできる
顎を拡大することで将来的に永久歯がきれいに並ぶように促せますが、現在生えている歯をきれいに並べることはできません。マウスピース型矯正装置は、顎の成長をサポートしつつ、現在の歯並びを整えることができます。
歯磨きのときに取り外せるためむし歯のリスクが低い
マウスピース型矯正装置は取り外し可能なため、普段どおりに歯磨きができます。お子さまの歯はむし歯のリスクが高いため、普段どおりにケアできることは大きなメリットです。矯正治療中も定期的にむし歯チェックを行いますので、仮にむし歯になったとしても大きく進行する前に治療できます。
悪癖の改善をサポートできる
指しゃぶりや舌の悪癖などは、マウスピース型矯正装置の使用で改善できる場合があります。歯並びが乱れる要因を排除できることで、永久歯への生え替わりが完了した後も、歯並びの後戻りが起きるリスクを抑えられます。
金属アレルギーの心配がない
マウスピース型矯正装置には金属を一切使用していないため、金属アレルギーになる心配がありません。従来の金属の装置では金属アレルギーのリスクがあるため、矯正治療を諦めていたという方にもおすすめです。
10代のマウスピース型矯正装置
「インビザライン・ファースト」
インビザライン・ファーストとは、顎の骨が成長段階にある10代の患者さまにも適用できるマウスピース型矯正装置です。10代は多感な年頃のため、歯並びがコンプレックスになるケースが少なくありません。また、矯正装置を取り外せない場合、スポーツや楽器演奏などが制限されるため、矯正治療を諦めてしまう方もいます。
インビザライン・ファーストは取り外し可能なため、周りの人にも気づかれにくく、ストレスフリーで矯正治療を受けていただけます。また、歯の生えかけた状態、乳歯など、さまざまな歯列に対応できます。また、完全には生えきっていない奥歯が過剰に出るのを防ぐ機能も設定可能です。